環境とからだによいイネ・クロレラ・亜麻など植物資源の育成・保全にとりくむ農学者 折谷博士の研究活動を紹介します。
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環境とからだによい新品種の育成
クロレラは、根や茎を持たない単細胞植物で、主に河川や湖沼などに生息する藻の一種です。地球の生命の原点として今から約20億年前に誕生したと考えられていますが、非常に微細なため、これが見つかったのは19世紀末のことです。

高い光合成能力とすぐれた栄養成分をもち、一般的には健康食品として知られるクロレラですが、もともと自然界での役割は、植物プランクトンとして水中で幼魚のエサになるミジンコやワムシなどの動物プランクトンを養うことです。クロレラを飼料に育てたワムシ、いわゆるクロレラワムシは養魚の飼料などに利用されています。また、21世紀の重要課題に二酸化炭素の増大に伴う地球温暖化の問題があげられますが、ある種のクロレラによる二酸化炭素濃度の調整が可能であることがわかっています。

このようにクロレラは、地球の未来に向けてさまざまな分野での活躍が期待され、その多面的な有用性を探る研究を行っています。


【研究概要・課題】

・クロレラの生理化学的研究
・クロレラ添加飼料に関する研究
・クロレラ種による二酸化炭素の固定

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