環境とからだによいイネ・クロレラ・亜麻など植物資源の育成・保全にとりくむ農学者 折谷博士の研究活動を紹介します。
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からだをつくる脂肪酸が豊富な亜麻仁油
亜麻は、アマ科に属する一年草の植物。その茎からとれる繊維は糸・布製品などの原料に利用され、種子からとれる油、亜麻仁油(あまにゆ)は食用や塗料などの原料に利用されるほか、最近では医薬分野での研究も進んでいるようです。

この亜麻仁油で注目すべき成分としては、必須脂肪酸のオメガ-3があげられます。必須脂肪酸は文字通りからだに不可欠な栄養素で、代表的なものにオメガ-3とオメガ-6という2つの種類があります。これらの脂肪酸は体内では細胞膜やホルモンをつくる原料となることから、からだの殆どの機能と関係しますが、いずれも体内ではつくれないため、食物から摂る必要があります。

現代人の食生活では、オメガ-6の脂肪酸はダイズやゴマなどに多く含まれるため比較的摂りやすいと考えられますが、オメガ-3の脂肪酸は不足しがちで、これを多く含むのが亜麻仁油です。その有用性をさらに明らかにすることを現在の研究課題としています。

【研究概要・課題】

・必須脂肪酸オメガ-3の生理化学的研究
・亜痲仁油の効果と利用について

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